惑星からの逃走線

読書記録や研究上で思いついたこと、日々の雑感など。

2014-10-24から1日間の記事一覧

歴史に関心を抱く社会とそうでない社会

蔀勇造「歴史意識の芽生えと歴史記述の始まり」は日本語で書かれた手頃な価格の本としては珍しい史学史をテーマとしたものである。 歴史意識の芽生えと歴史記述の始まり (世界史リブレット) 作者: 蔀勇造 出版社/メーカー: 山川出版社 発売日: 2004/10 メデ…

コンピュータ以前のプログラマはどこにいた?

当然であるが、人間の思考の「型」みたいなものはそう簡単には変化しないだろう。 いや、これも色々と意見があるだろう。たとえば、新技術の開発で、或いは社会的な要請の変化で、新しい思考の型は生まれるだろう、など。 しかし、火のないところに煙は立た…